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TRACK01 LINER NOTES

サブタイトルの「リヴ・フォーエヴァー」は、90年代を代表するイギリスのロックバンド、オアシス初期代表曲から採られたもの。この第1話では、各所にオアシスからインスパイアされたモチーフが散りばめられている。

エコヲの姉・スエルが経営するパブの名前は、そのものズバリの「オアシス」。またクライマックスシーンで、AC30の肩に乗ったエコヲたちの姿は、同じくオアシスの4thアルバム『スタンディング・オン・ザ・ショルダー・オブ・ジャイアンツ(巨人の肩の上に立つ/もともとはアイザック・ニュートンの言葉より)』からイメージされたものだ。

-リバチェスタ スエルのパブ-
– AC30の肩に乗るエコヲとミュウ –

第1話のモチーフに、オアシスを筆頭とする、90年代の「ブリット・ポップ」が取り上げられたのは、原案のじんと佐藤大が、最初に意気投合したジャンルだったから。90年代イギリスのインディシーンを代表するレーベル、クリエイションを設立したアラン・マッギーが、町長のモデルになっていることからも、2人の「イギリスのロックミュージック」への愛を伺い知ることができる(ちなみにクリエイションは、オアシスやマイ・ブラッディ・ヴァレンタインが所属したレーベル)。

– マッギィ –

エピソードの中盤、エコヲが祈手(プレイヤー)とミミナシたちの関係をミュウに説明する場面に登場するイラストは、順にユーライア・ヒープ魔の饗宴(原題:The Magician’s Birthday)』、レッド・ツェッペリン1stアルバムT・レックス電気の武者(原題:Electric Warrior)』のジャケットをオマージュしたもの。いずれも70年代のブリティシュ・ロックの歴史に大きな足跡を残したバンドばかりだ。

また舞台となる「リバチェスタ」はイギリスの地方都市、リバプールマンチェスターを合わせた架空の都市。リバプールはザ・ビートルズを筆頭に、ザ・ラーズデッド・オア・アライブエコー・アンド・ザ・バニーメンなど、数多くの人気バンドを輩出したことで知られる都市。

もう一方のマンチェスターは、80年代後半から90年代にかけて巻き起こったダンスロック・ムーブメント「マッドチェスター」の中核を担った都市。ここからは、ザ・スミスニューオーダーバズコックスジョイ・ディヴィジョンなど、ユニークな個性が羽ばたいていった。オアシスも、このマンチェスターで結成されている。

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